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- 最近小説を読むようになりました。
- まずは基礎教養として、ラヴクラフト。クトゥルフ神話ですね。
- よく聞くけど読んだことのないものとしてホッブスの『リヴァイアサン』と並ぶシリーズです。
- 『リヴァイアサン』は一読したけどもう一度読みたい。ちゃんと理解しているとは思えない。
- ラヴクラフトはとりあえず全集の最初の方の『インスマウスの影』『闇に囁くもの』『クトゥルフの呼び声』あたりを。
- おもしろい!
- SAN値が削られる、という慣用句がしみじみとわかる恐怖感ですね。
- 全体的な構成として
- なにかひどい、怖いものが存在する。
- それはとてもひどくて怖いので人類の表現からは隔絶しており、その残滓、飛沫のようなものがうっすらと人類社会ににじんでいる。
- そのにじみですら人間の理解を超えているから、うわずみみたいなものが怪奇現象として人間の文脈で語られる。
- 好奇心はネコをも殺す。人間の好奇心がその怪奇現象に引き寄せられる。
- ところが調べていくうちに、その文脈のむこうに脈打つひどくて怖いもののかけらに出くわしてしまう。
- いあ! いあ!
- というものなんでしょうかね。
- 古き神々があまりにとんでもなく描かれているので、シリーズの他の作品を読んでも基本は一緒かなととりあえず続けて読むのを止めています。
- これは読んでおけ、というようなものがあったら教えていただきたく。