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- 作者: 妹尾ゆふ子,ことき
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/10/31
- メディア: 単行本
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ぜんぜん感想じゃないな。
主人公である副官の視点だといろいろ考えているのはわかるけど、その結果出てくる行動からヒューマンスキルが欠落しているのでほんとに皇女様は誰を頼って信じたらよいのか。かわいそうです。
それでも皇女様が出てくると場面がぱっと明るくなる感覚は、すごいなと思いました。文体とかなのか? 企業秘密かな?
どうしても自分ならどう書くかという視点で見てしまうのですが、度し難いひとを相手にする情景なんか参考になります。人生経験の差ということでいいのかな。
で、妹尾さんには商業出版前からご意見をいろいろうかがっていて、もの書きとしての師匠だと勝手に思っていますが、あとがきを読んで吹き出しました。
『そんな隠居願望満々の怠慢作家から原稿をもぎとった』(こっちが師匠のあとがき)
ん? なんか俺も同じようなこと書いた覚えがあるぞ?
『私という最悪の怠け者のクソ野郎から見事原稿をふんだくった』(こっちが弟子のあとがき)
ほら、師匠だ。
……編集者は大変ですね。
面白い。 続きが楽しみな一冊でした。