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- greeのドラゴンコレクションというゲームを知人がやっているため、ソーシャルゲームってどんなもんだろう? と思って始めてみました。
- ゲーム業界の方には何甘いことを言っているんだよと叱られそうですが、私たちが子供の頃卒業文集で書いた「しょうらいはたのしいゲームをつくりたいです」の楽しいゲームとは絶対に違うものだと思います。
- 簡単な操作なので隙間時間でできる。快楽はゲーム性や達成感ではなくガチャガチャを引くところで出す。何が出るかな?
- マメに計画立ててアクセスすると、比較的有利になる仕組みである。そこにプレイヤーによって変動する部分もある。
- とはいえゲームをストレスなく進めるためには相対的に強くなる必要がある。つまり、勝負の相手に課金ゲーマーがいる。
- 課金ゲーマーに勝つには自分も課金しなければならない。
- 課金の単位が少額で、払っているという意識が希薄な携帯電話である。
- さらに課金という実質をぼやかせるために実在の嗜好品との抱き合わせもある(缶コーヒーを買ったら100円の回復薬がもらえる。それはゲーマーにとっては100円丸儲けに見えるかもしれないが、ゲーム運営側にとっては想定される利益をそちらにとられるというよりもそもそも課金をしなかった層に実質的に課金をさせるという結果になっている)
- 紹介してくれた知人は、BOSSのコーヒーを数十本買ったそうです。本人は課金ではない! と言っているし、それは間違ってはいないけど、運営側としてはやはりなかったはずの課金が生まれたんだよね。お金をくれるのがユーザーではなくサントリーになっただけで。
- 俺の正直な感想を言うと「えげつない」です。
- もちろん、えげつないことを考えて胸を張って実践した人が儲けるのって正しいことです。成功するかどうかはわからないし、失敗したら、えげつないことを試みて失敗したことになるんですよ。だったら成功した時大儲けしてもいいじゃない。