あざはんまとめ

おかげさまで、アマゾンが仕入れた在庫はなくなりました。一方で池袋ジュンク堂にはたくさん残ってます。
アマゾンの仕入れ冊数が3冊でした! とかいうならともかく、常識的に考えればネット販促のおかげでしょう。ありがとうございます。


本を刷った時って、何割くらいが損益分岐点なんでしょうね?
そこを超えているならよいのですが。


メールをもらい〜返信して〜本を受け取り〜といった事務作業が嫌いではない、というかどれだけ自分の手間をかけずにパターン化できるかなどを考えるのが好きなので次回もやろうかなと思っています。
 
ありがとうございました。
 

体調最悪だけど読んだ! 電車の中にも持ち込んだ! カバーは……ごめんなさい。取りました。あと挿絵のあるページは飛ばした。
苦手なんだよなー、本に挿絵とかあるの。ライトノベルというジャンルでそういうのいかんとわかってますが、なじめん。

翼の帰る処 下 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-2)

翼の帰る処 下 (幻狼ファンタジアノベルス S 1-2)

私が所属しているMHP2Gの超戦闘的ギルド『脱兎』のギルドマスター、妹尾先生の本です。二ヶ月連続発行かすげー。あと新書二段組うらやましい。私がそれをやるとページがロゼッタ石みたいになるんですけど。
前回は皇女さまかわいい! かわいそう! で終わっちゃったのでちょっとものかきとして感じたところでも。
主人公ふたりのバランスが、話をつむぐ上でものすごく効果的に調整されてますね。気力と理解力と責任感という、英雄的な気質は備えているけれど手足の長さが(物理的にも地位的にも)圧倒的に足りないかわいい皇女様と、皇女様の足りないものを一応補えるんだけどそれを発揮する内燃機関(精神的にも体力的にも)を身体に備えていないロハスな副官。二人そろっても英雄物語の主人公にはなれないところが、ほかの魅力的な人たちを活かす構造を生んでいる。二人じゃ何もできず、憎めない人たちだからほかのやつらががんばってくれる。命じられて遂行するのではなくがんばって達成するから脇役たちもそこで素顔を出すことができる。勉強になります。
今回一段落した二人は世界とか歴史とか神話とかそういうものとこれから向き合うことになって、そのあたりはすげえなあとぽかーんとしてます。最後の方はぐいぐい読んでしまいました。
最初の方で思い切りタメたものが、最後に翼に乗って解放される。
面白いです。本格ファンタジーに挑戦したくなりました。
ぜひどうぞ。
あ、あと『脱兎』とかはいま考えたフィクションで、いわゆる「実在する〜関係ありません」とかいうアレですから。
 

その意味は私も知らない

迷宮街クロニクルという表題のところに○数字の1があって、上巻の最後には中巻へ続くになってる問題。あれなんなんでしょうねー。担当さんとの間では、上中下の三冊構成ということで話が決まっていて、だったらめニクル(上)であるべきなんでしょうね。
「万一売れたら、4もあるから!」という人参と受け取っているんですが、実際のところは(上)の間違いであるだけのような気もします。
まあいいや。人参だと思っておこう。ヒヒーン。
 

トラックバックっていまだによくわからない


友人(id:nigo)からトラックバックをもらったので反応したいんですけどどういう温度ですればいいの?
そもそもウェブ文章というのは相手が能動的に読みにこなければ届かないいわば独り言です。
独り言と会話したらその人死ぬんだっけ? ああそれは寝言か。
ともあれ他人の独り言に「呼んだ?」と返信するのははしたない気がして大体スルーピアスを装着しているのですが、一般的にトラックバックを送信した人は「お前について書いたからよめ」という気持ちでいるものでしょうか。
その場合は反応すべき(義務あるいは推奨の発生)? 反応してもいい(正当性のみの発生)? 反応する場合は引き続き開かれたスペースで? 個人間で?
ようわからんです。
 
ようわからんといえば本にサインを書く場所もそうで、俺が書いてる場所はアレで正しいのですか。
「こんなところに書かれると思わなかった」というひとはぜひコメント欄にお願いします。
その際は最新の日付でお願いします。過去のページに書かれても私には検知されません。
 
とりあえずid:nigoがいろいろ書いてくれたことを読んでもらって、どうせだから一問一答します。買ってくれたのならサインさせてください。
 

いちいち反応します。


ガラパゴスブログサービス
独自の進化を遂げているの? ブログは最近読むのも少なくなったからわからんす。


はてなライトノベル
探せばあるんじゃないの? ないなら嬉しいな。「文京区は日本で唯一山手線の圏内に敷地が納まる」くらい自尊心をくすぐる。


>気軽に手に入るのは本当にめでたい
初刷りが全部返品されて店頭に並ばなくなったらもう手に入らないよ……。そういう意味で、以後何らかの形で頒布する可能性を完全に摘んだ行為だと思ってます。ようやく棺おけに入れたという印象かな。今までがんばってくれてありがとう。


Amazon気にしすぎ
担当さんには「Amazonのランクは変動的過ぎて参考になりませんよ」と一刀両断されて「そう……」と呟きました。
確かに作者に「ほら! Amazonで(瞬間最大風速が)125位だったからもっと刷って!」とか言われたらウザいよなー。
でもお気軽に一喜一憂できるんだよAmazonランキングは。


>大体どうして作者本人でもないのにそこまで考えてしまったのか
書かれているようなことを一瞬でも考えたことなかった。君は早死にすると思うな。
そういえば俺まだ書店で並んでるの見てない。


>親戚の子扱い
お年玉ください。
君にとっては息子みたいなもんだ。君のブログからの剽窃もたくさんあるはずだ。


>生死判定が違っていると面白い
俺にこれ以上働けというのか。


>内容の地味さでボツになったのであろうその何倍もの追加執筆分
それがないのだよ。担当さんは恐ろしいくらいにこちらの出したものをすべて通し、唯一阻止したのがあのプロローグでした。敏腕だと思う。使われなかった下書きくらいならあるけど、シーンごとNGはここだけ。
つーかさ、書いているうちから「こりゃボツだわ」って思ってたよ。あれが通るなんてまったく思ってなかったけど、思いついたんだから書きたいじゃない。だったらチラシの裏に書けって話ですね。編集さんも忙しいからなあ。すみません。
中巻は、編集さんのリクエストで萌えシーンを書こうとしました(失敗しました)。それはショートエピソードとして63ページ……63ページ? ええ?
一方でまだ加筆中なのに350ページ超という現実に苦慮してるのになんだこの萌え(失敗)エピソード。というわけで中巻ではボツ原稿は63ページは出る予定だから期待してほしい。
あと、個人的に「執筆」という単語に違和感を感じる。俺がやってるのはそんな大層な作業じゃないな。製造……生産かな。


>本編にちゃんとあるラノベ的な楽しさ
くわしく。


>「バビロンまで何マイル?」
担当さんがごく自然にガンダムがもとネタだと思っていて驚いた。俺はそっちを知らねーよ。How many miles to Babylon? はロンドン橋落ちたと同じように有名だと思ってた。


>428
って何? 『街』の新作? 窪塚がまた顔芸をする?
RPGツクールみたいに『街』ツクールがあったら買うと思う。完成はさせられないと思う。


>モンハンのノベライズ
うちの猟団にはプロの物書き二人と物書きのタマゴ(俺)がいるので、三人で書くよ。
どうせ俺が書くのは「上位クエストに支給品を届ける係のアイルー」の話だけどな。猫車スタッフになりたいんだけど勇気がない、ライオンになりたい猫の話。


>「女子高生忍者。鈴木秀重の子孫」はまだまだ
事実は小説よりも奇なりだからいいと思うよ。それ以前にその設定は文庫版では削ってるぞ? まず読みなさい。


ポメラかわいいよポメラ
この文章はポメラで書きましたとか最後についていたら不意打ちで羊を1頭丸ごと送るところでした。